カロリー計算アプリは、どれも「食べたものを記録して、カロリーと栄養素を計算する」点では同じです。違うのは、無料でどこまで使えるか、どうやって記録するか(検索、バーコード、写真)、そして続けるための工夫(アドバイス、コーチ、グラフ)です。このページでは、日本でよく使われている9本のアプリを、日本のApp Storeと各社の公式情報で2026年10月23日に確認し、目的別に整理しました。
このページは、カロリー計算アプリCalorixを開発するInvikta Technology Ltdが作成しています。自社のアプリを公平に評価することはできないので、上の表と目的別の紹介にCalorixは入れていません。また、どのアプリにも順位はつけていません。私たちは各アプリを実際に比較テストしたわけではなく、内容はすべて各社が公開している情報にもとづいています。
目的別の選び方
無料で使いたい
カロミルは、食事写真の解析、7項目とビタミン・ミネラルなど22項目の栄養素の表示、バーコードと栄養成分表示の読み取りまで、無料で使えます。あすけんは、食事の記録、管理栄養士監修の1日のアドバイス、14項目の栄養素グラフが無料です。カロママプラスは、日本のApp Storeにアプリ内課金がなく、AIコーチのアドバイスを無料で受けられます。
無料版に広告が表示されるアプリもあり、カロミルは月300円の応援プラン、あすけんはプレミアムで広告が消えます。
写真で手早く記録したい
写真での記録が無料なのは、この9本ではカロミルです。あすけん(プレミアム)、FiNC(FiNC Plus)、Yazio(PRO)、MyFitnessPal(Premium)、Lose It!(Premium)では有料プランの機能で、Cal AIはスキャン結果を見るのにサブスクリプションが必要です。
写真の推定は便利ですが、誤差もあります。揚げ物や炒め物の油、ドレッシング、ごはんの量は写真から読み取りにくいので、結果を見て分量を直すのがコツです(写真からの分量の見積もり方)。
筋トレ・PFCを重視したい
PFC(たんぱく質・脂質・炭水化物)の摂取量を無料で見たいならカロミルです。あすけんではPFCバランス表示はプレミアムの機能ですが、筋トレをする人向けの「あす筋ボディメイクコース」を選べます。
カロリーとPFCの目標を、体重の変化から自動で調整してほしいならMacroFactorが候補です。日本語に対応していて、記録した食事と体重から消費カロリーを推定し、目標を見直します。無料版はなく、7日間の無料トライアルのあと月1,540円、6ヶ月6,100円、年9,200円です(日本のApp Store)。
バーコードとファスティングも使いたい
Yazioは、無料版でバーコードスキャン、水分、ファスティングの基本機能が使えます。写真でのAI記録はPROの機能です。MyFitnessPalとLose It!では、バーコードスキャンは有料プランの機能です。
歩数や睡眠もまとめて記録したい
FiNCは、体重、食事、歩数、運動、睡眠、生理、体温・血圧をひとつのアプリで記録でき、歩数に応じてポイントがもらえます。食事の画像解析はFiNC Plusの機能です。
アドバイスやキャラクターに励まされたい
あすけんは、記録した食事に管理栄養士監修のアドバイスが毎日届きます。カロママプラスは、やさしいAIコーチ「カロママ」が、食事・運動・睡眠に「良かったこと」と「どうしたら良いか」を伝えてくれます。
登録なしで始めたい
カロミルは仮会員としてすぐに使い始められます。ただし、仮会員のデータは機種変更やアプリの削除で復元できなくなるので、続けるなら本会員に登録しましょう。カロリー計算は面倒で体重だけ記録したいなら、会員登録・アカウント不要の体重記録アプリSmartDietもあります(カロリー計算の機能はありません)。
料金の比べ方
月額だけを比べると、カロミルのプレミアム(月480円)、FiNC Plus(月480円)、あすけんのプレミアム(月580円)が日本のアプリの目安です。あすけんは1年間4,400円のプランを選ぶと、1ヶ月あたり約367円になります。
海外のアプリは、App Storeに課金が何種類も並んでいて、人によって提示される価格が変わることがあります。たとえばMyFitnessPalには、Premiumの月額課金が1,200円と2,100円、年額課金が6,000円と8,600円あります。登録する前に、App Storeの確認画面で料金と期間を必ず確かめてください。
各アプリの料金は、カロリー計算アプリの料金一覧にもまとめています。あすけんについてはあすけんプレミアムの料金と無料版の違い、カロミルとの違いはカロミルとあすけんの比較で詳しく説明しています。
選ぶときの注意
- よく食べるものが見つかるか。 コンビニ、チェーン店、自炊など、ふだんの食事が検索で出てくるかは、アプリによって大きく違います。日本の市販品や外食メニューは、日本のアプリのほうが見つかりやすい傾向があります。無料のうちに、いつもの食事を3日ほど記録してみるのが確実です。
- 写真の推定をうのみにしない。 写真での記録は手軽ですが、米国の予備的な研究では、写真で記録する4つのアプリが平均でカロリーを3分の1ほど少なく見積もっていました(EurekAlert)。
- 自動更新を確認する。 有料プランの多くは自動更新です。無料トライアルの終わりと、解約の方法を先に確かめておきましょう。
- 目標は安全な範囲で。 極端に少ないカロリー目標は続かず、体にも負担になります。目安はTDEE計算やカロリー不足の計算で確かめられます。
私たちのアプリ:Calorix(比較の対象外)
このページの表と目的別の紹介にCalorixを入れていないのは、私たちが作っているアプリだからです。参考までに、事実だけをまとめます。
CalorixはiPhone専用(iOS 17以降)のAIカロリー計算アプリです。無料版でも、写真・文章・音声・栄養成分表示からのAIスキャンが1日3回、バーコードでの記録が回数無制限で使え、ファスティングの12:12、14:10、16:8も無料です。結果は材料ごとにグラム数と確信度つきで表示され、分量を直したり、文章や音声で「AIで修正」したりできます。アカウント登録なしで使い始められ、記録するたびに反応する炎のマスコット「Toasty」がいます。Proは3日間の無料トライアルのあと、米国App Storeで年39.99ドルです(日本のApp Storeでは円で表示されます)。
管理栄養士監修のアドバイスはなく、日本の市販品や外食メニューのデータは日本のアプリのほうが充実しています。Android版もありません。詳しくは料金をご覧ください。
変更履歴
- 2026年10月23日: ページを公開。各アプリの機能はApp Storeの説明と公式サイト・ヘルプで、料金は日本のApp Storeのアプリ内課金と各社の公式表記で確認しました。
2026年10月23日更新