Apple Watchアプリ、AndroidやMacへの対応、あるいはユーザー数が非常に多く、ほぼ毎週アップデートされる写真中心の手早いアプリを求めるなら、Cal AIがおすすめです。iPhoneを使っていて、写真の推定を材料ごとにグラム数と確信度バッジつきで確認したい、間欠的ファスティングも同じアプリで管理したい、連続記録フリーズは買うのではなく獲得したい、という方にはCalorixが向いています。
このページは、Calorixの開発元である私たちが作成しています。つまり、中立な立場ではありません。だからこそ、Cal AIに関する記述はすべて公開情報(App Storeの掲載情報、公式サイト、報道)にもとづき、2026年10月9日に確認しています。価格は特に記載がない限り米国App Storeの価格です。国によって異なり、A/Bテストなどによって変わることもあります。
前提として、Cal AIはMyFitnessPal(マイフィットネスパル)が所有しています。買収は2025年12月に完了し、2026年3月2日に発表されました。MyFitnessPalによると、Cal AIは独立したアプリのまま運営され、2,000万件の食品、68,500のブランド、380以上のレストランチェーンを収録したMyFitnessPalのデータベースとつながっています(TechCrunch、Athletech News)。
記録とAI
Cal AIの公式サイトは、そのアプローチを「Snap a photo, scan a barcode, or describe your meal(写真を撮る、バーコードをスキャンする、食事を説明する)」だけでカロリーと栄養素がわかる、とまとめています(calai.app)。サイトによると、食べ物の体積の推定にはスマートフォンの深度センサーが使われ、ヘルプページでは栄養成分表示のスキャンについても説明されています(Cal AIのFAQ)。食品名やブランド名でデータベースを検索したり、自分の食品やレシピを追加したりすることもできます。
Calorixも入り口は同じです。お皿を撮る、バーコードや栄養成分表示をスキャンする、テキストや音声で食事を説明する。違いは、返ってくる結果です。Calorixは、材料ごとに分量、グラム数、カロリー、確信度バッジを並べた確認カードを表示します。食品検索、最近の記録、お気に入り、マイ食品、レシピ作成機能、カロリーのクイック追加から記録することもできます。詳しくはCalorixのスキャンのしくみをご覧ください。
修正のしやすさと精度
Cal AIのApp Storeのスクリーンショットには、検出した品目ごとのカロリー表示、編集できるカロリーと三大栄養素の合計、人前数のカウンター、「Fix Results」ボタンが写っています(2026年10月9日確認)。
Calorixでは、材料単位で編集します。分量やグラム数を変える、品目を追加・削除する、分量スライダーを使う、テキストや音声で「AIで修正」に変更内容を伝える。どの変更も、反映される前に表示されて確認できます。「バターで調理」のようなメモを添えて、保存された写真から食事を再分析することもできます。
これが大切なのには理由があります。NUTRITION 2026で発表されたNIH(米国国立衛生研究所)の予備的な研究では、重さを量った102食分の写真を、Cal AIを含む4つのアプリで解析しました。4つとも、カロリーを平均で1食あたり約250〜345 kcal(およそ3分の1)少なく見積もり、脂質も約30 g少なく見積もっていました(EurekAlert、Healio)。筆頭研究者は、写真の結果をそのまま受け入れるのではなく、分量を確認するよう助言しています。Calorixはテストの対象外で、より良い結果が出たはずだと主張するつもりもありません。隠れた油やソースは、どんなカメラでも見えにくいものです。詳しくはAIカロリー計算アプリはどのくらい正確?をご覧ください。
目標と記録
Cal AIは生活習慣に関するいくつかの質問からプランを作成し、App Storeのスクリーンショットには、カロリー、タンパク質、炭水化物、脂質の1日の目標が表示されています。体重、体のサイズ、水分、運動を記録でき、歩数はヘルスケアまたはGoogle Fitから読み込みます(calai.app、Cal AIのFAQ)。App Storeの掲載情報と公式サイトでは、間欠的ファスティングの機能は見つかりませんでした。
CalorixはMifflin-St Jeor式を使って、カロリー、タンパク質、炭水化物、脂質、食物繊維、水分の1日の目標を設定します。ペースは週あたり体重の1%が上限で、最低カロリーは女性で1日1,200 kcal、男性で1,500 kcalです。さらに、残りの三大栄養素にもとづく食事のアイデア、水分の記録、目標達成の予測日つきの体重の推移、進捗写真もそろっています。間欠的ファスティングは12:12、14:10、16:8、18:6、20:4、OMAD、カスタムのスケジュールに対応し、タイマー、リマインダー、ライブアクティビティ、ウィジェットが使えます。ヘルスケアとは双方向に同期します。詳しくはPFCバランス管理とファスティング管理をご覧ください。
モチベーション:連続記録とマスコット
Cal AIにも連続記録があり、App Storeのアプリ内課金の一覧には0.99ドルの「Streak Restore」が含まれています(2026年10月9日確認)。
Calorixでは、連続記録にオリジナルの炎のマスコットToastyが加わります。習慣を続けるほど、Toastyの元気が増えていきます。Toastyが食べ物を責めたり、あなたの体について何か言ったりすることはありません。デイリーチャレンジとウィークリーチャレンジでToastyの衣装に使えるコインを獲得でき、リリース時点ではコインは販売せず、獲得するだけです。連続記録フリーズは獲得制で、体調がすぐれない日は体調不良パスでカバーでき、どちらも販売されることはありません。スマートリマインダーは1日2回までです。
対応デバイスと言語
対応デバイスはCal AIのほうが多くなっています。App Storeの掲載情報ではiPhone(iOS 18以降)、Apple Watch、Appleシリコン搭載のMac、Apple Vision Proに対応し、15言語で利用でき、ヘルプページではAndroid 10以降もサポートしています。バージョン履歴を見ると、ほぼ週1回のペースで新しいリリースが出ています。
Calorix 2.0はiPhone専用で、iOS 17以降で動作します。Android版、Mac版、Vision Pro版はなく、Apple Watchアプリは開発予定です。Calorixは16言語に対応しています。両者の対応言語は重なる部分もありますが、Calorixはベトナム語、インドネシア語、トルコ語、繁体字中国語に対応し、Cal AIはヒンディー語、ロシア語、ルーマニア語、アゼルバイジャン語に対応しています。
料金と無料トライアル
Cal AIは無料でダウンロードできますが、App Storeの掲載情報によると、食事スキャンの結果を見るにはサブスクリプションが必要です。アプリ内課金の一覧には2.99ドルから29.99ドルまでのプランが並んでいますが、期間は記載されていません(2026年10月9日確認)。2026年6月の第三者による料金ガイドによると、最も一般的なのは月9.99ドルまたは年29.99ドルで、3日間の無料トライアルつきです。A/Bテストではほかの価格も確認されています(eesel AI)。Cal AIの公式サイトは3日間の無料トライアルを打ち出しており、ヘルプページではファミリープランにも触れています。この一般的な価格で比べると、年額プランはCal AIのほうがCalorixより安くなります。
Calorixは無料でダウンロードでき、3日間の無料トライアルのあとは週3.99ドル、月9.99ドル、または年39.99ドルです(2026年10月9日時点の米国App Storeの表示価格。国によって異なります)。サブスクリプションの管理や解約は、iPhoneの「設定」から行います。アカウント登録は任意です。「Appleでサインイン」やGoogleでのサインインはバックアップと同期のためだけのもので、アカウントはアプリ内で削除できます。
Cal AIのほうが向いているケース
- 今すぐApple Watchアプリを使いたい、またはAndroid、Mac、Apple Vision Proを使っている。
- 一般的な年額料金が安いほうがいい。よく報告されている価格は年29.99ドルです。
- ユーザー数が非常に多いアプリが好き。TechCrunchによると2026年3月までに1,500万回以上ダウンロードされ、米国App Storeでの評価数は369,000件を超えています。
- 頻繁なアップデートを重視する。新しいバージョンはほぼ週1回出ています。
- 2,000万件の食品と380以上のレストランチェーンを収録したMyFitnessPalのデータベースを、手早い写真中心のアプリで使いたい。
- ファミリープランを使いたい。
Calorixのほうが合うかもしれないケース
- 写真の推定を材料ごとにグラム数と確信度バッジつきで確認し、テキストや音声で修正したい。
- タイマー、ライブアクティビティ、ウィジェットつきの間欠的ファスティングを、同じアプリで使いたい。
- 継続を応援し、食べ物を責めたり体について何か言ったりしないマスコットがいい。連続記録フリーズと体調不良パスは獲得制で、どちらも販売されません。
- iPhoneがiOS 17で動いている、またはベトナム語、インドネシア語、トルコ語、繁体字中国語でアプリを使いたい。
2026年10月9日更新